餅つきの意味
年の瀬を迎えると一年の早さを実感する機会が多くあります。
職場や日常生活では、一層忙しくなるためこの時期だからこそ、心を落ち着かせて日々過ごしていきたいですね。
年末の日本の伝統文化の一つに「餅つき」があります。12月に入ると杵と臼を用いた餅つき大会が各地で開催されます。量販店で餅が気軽に購入できるようになり、近年では餅つきをおこなう伝統は薄れましたが、元来、お正月の鏡餅を飾るために餅をついたものでした。
鏡餅と共に門松なども飾られますが、それは年神様を迎えるためのものであり、豊かな実りある一年になるよう願いが込められています。
願いを込めて新年を迎える準備も大切ですが、まずは今年一年を振り返ってみましょう。
達成できたことは何かを確認し、その上で新年はどのような一年にするのか、目標を明確にする時期でもあるのです。
餅つきの餅のごとく粘り強く今年を締めくくっていきましょう。
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